MODEL COURS モデルコース

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MODEL COURS モデルコース

自然の偉大さと謎の力に導かれ心を躍らせ踏み入れていくミステリアスな神の山

剣山は、標高1955m。西日本2位の高さがある山です。山登りの経験のある方は、ご存知だと思いますが、ここでは、初心者の方へのアドバイスと心得をご紹介します。
登山は自己責任が原則です。2,000m近い剣山を登る場合は、まず天気と気温に注意してください。山は100m登るごとに、気温が0.6℃ずつ下がります。ふもとで暖かいと感じても、頂上は寒い場合が多々あります。いつでも体温を調節できるように、リュックには着替え、タオル、水筒を入れて持っていきましょう。たとえ夏場でも長袖を着用し、下にはTシャツを着るなどしてください。また、山の天気は変わりやすいのでカッパ等の雨具も欠かせません。
靴は自分の足のサイズに合った山登り用の靴を選んでください。通常の靴やサンダルではすべりやすいので、ひもで縛れるものをオススメします。さらに、ステッキや軽アイゼン、手袋があると重宝します。 
ゴミは必ず持ち帰るのがマナーです。また、動物、植物、岩石などの採集は自然公園法で固く禁じられていますのでご注意ください。
登山日には、体調を整え体力に合った適切なコースを選び、無理をしないように登りましょう。 このページでは、西島駅から頂上までの4コースとして「遊歩道コース」「大剣道コース」「尾根道コース」「行場コース」を紹介します。剣山は初心者でも気軽に登れる山ですので、どのコースも比較的登りやすくなっています。(※但し油断は禁物)
  • ※登山口にある劔神社に参拝し、安全祈願をして登りましょう。
  • ※見ノ越駅~西島駅間は登山リフトがあります。所要時間15分、大人往復1,800円、小人往復850円、始発午前9時~最終午後4時45分、営業時間にご注意ください。営業期間は4月末~11月末
  • ※見ノ越(登山口)~西島駅徒歩だと、約50分程度です。

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遊歩道コース

遊歩道コース

遊歩道コース

所要時間:約80分

遊歩道コースは、初心者が気軽に登れる登山道です。初めて山に登る方、散策を楽しみたい方にはうってつけ。四季折々の植物や山の清らかな空気を感じながら、なだらかな遊歩道をゆっくりと進んで頂上を目指してください。
頂上まで登ることが難しい場合も、剣山山頂直下の木々の美しさや、はるかに広がる祖谷の山並みの見事なロケーションを楽しむことが出来ます。
おススメスポットは、途中に経由する二度見展望所からの絶景。太郎笈こと剣山と次郎笈(ジロウギュウ)の両方を見られるとっておきの場所です。
また、ミステリースポットとして知られる「鶴岩・亀岩」も見ることが出来ます。

登山道MAP

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大剣道コース

大剣道コース

大剣道コース

所要時間:約60分

遊歩道コースより、少し傾斜はありますが、こちらも初心者や散策を楽しみたい方にオススメできるコースです。剣山ならではの豊かな植物や心地よい風を楽しみながら登ってください。
登山道の途中には、『天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶ』と伝えられている「大剣神社」があるので、ぜひ、立ち寄りましょう。剣山を訪れる人の中には、「この大剣神社に参拝するのが大きな目的」という人がいるほど、ご利益をいただけるパワースポットです。また、そこから少し下ったところには、『病気が治る若返りの水』という云われもあり、日本の名水百選にも選ばれた「御神水」が湧き出ています。この場所から、空を見上げると、御神体である大剣岩がそびえるように佇んでおり、その姿はまさに圧巻です。
ここまで登ると、「剣山本宮」のある頂上はすぐそこです。

登山道MAP

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尾根道コース

尾根道コース

尾根道コース

所要時間:約40分

尾根道コースは、剣山山頂までの最短コースです。遊歩道コースや大剣道コースと比べると少し急な山道ですが、剣山は上級コースでも比較的登りやすくなっています。階段なども多いので、足腰を鍛えている方にはもってこいのコースと言えるでしょう。
リフト乗り場の西島駅から少し登ったところには、「刀掛けの松」があります。ここは、安徳天皇が山頂に宝剣を納めた際に休んだ場所と言われており、その際、宝剣を持ち続けている家来をねぎらって刀を松にかけるようにと声をかけたことからその名が付いたとされます。
「刀掛けの松」は、3つのコースの合流地点です。まっすぐに進むと尾根道コース、右に行くと大剣道コースの途中にある「大剣神社」へ向かい、左に進むと、修行道の行場に続いています。尾根道コースは、急な坂道が続きます。体力に合わせて進んでください。

登山道MAP

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行場コース

行場コース

行場コース

所要時間:約90分

剣山の中では、最も難関と言われる「行場・不動の岩屋」を通るコースです。体力と装備に充分に配慮し、心して挑んでください。尾根道コースの途中にある「刀掛けの松」を左に曲がり進みましょう。
険しい行場ですが、そこに到着するまでは、他の3つのコースとは違い、沢の流れやブナの木、多くの高山植物など、剣の森を堪能できるところでもあります。なかでも、宮尾登美子の『天涯の花』がきっかけで知られるようになった、キレンゲショウマは人気の花です。
行場の「不動の岩屋」についたら、狭い入口からはしごを降りて岩の割れ目に入っていきます。急な岩場で滑りやすい上、暗い洞窟なので注意が必要です。中は冷気が漂い、水の流れる音が響きます。しかし、その水源が何処であるのかは未だに解明できていません。行場には、他にも「おくさり」で降りる道や「胎内くぐり」「蟻の塔わたり」など、変化があり上級者には手応えのあるコースです。

登山道MAP

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